沖磯に初上陸
2月4日(金)
ついに念願の沖磯に初上陸してきました。
なかなかひとりで初めて挑戦するにはハードルの高い磯釣りですが、友人のサッカー選手さんとともに「行ってみるか~」と気合をいれて、1泊2日で和歌山まで行ってきました。
行く一週間ほど前から、天気予報と各磯の釣果を毎日チェック。渡船や沖磯の情報も調べまくり、渡磯する時の注意事項を調べたり、買い物をしたり、持物を揃えたり・・・ほんと仕事どころではありませんでした。
最初は、南紀へ行く予定でしたが、次に行きたくなった時に気軽にいけるように近くの中紀にしようということになりました。しかし、北に来れば来るほど水温も下がるので、釣果もそれに伴い下がります。・・・が、今週初めまでの寒波のせいで、前日には南紀もいっきに2~3度水温が下がってしまいどっちにしても釣果は期待薄の状態になってしまいました。ただ、天気は回復、気温は上昇、風は穏やか、波は静かな予報と、水温以外は最高の条件になりました。まあ、初めてなので、磯で気持よく過ごせて、2日で1尾でも釣れりゃいいやという気分で行ってきました。
前日に予約を入れておき、昼前に渡船屋さんに到着=3。船頭さんに挨拶して、ドキドキしながら乗船しました。磯は船頭さんにおまかせしていざ初渡磯。事前にはかなり不安だったのですが、まったく心配無用でした。船頭さんが磯に船首を押しつけてれるし、段差もほとんどなかったので、楽勝でした。
かなりゴツゴツした磯ですが、高さもあまりなく、怖い感じはしません。ただやはり、風が予想以上に強かったです。釣りを始めてしまうと食事どころではなくなってしまうので、まずスーパーで買ってきた弁当を食べてから、準備に取り掛かりました。釣り座は船頭さんと先に渡磯していた常連さんに聞いていましたので、チャランボを打ち付け釣り座を作りました。
本日の釣り座です。すぐ前は根が張りだしているので、取り込みには注意が必要そうです。フジツボが多くて、糸が絡んでしまわないように注意しないといけません。道糸2号、ハリス1.7号、グレ針5号、ウキは0号の全遊動でスタートしました。
水温11度。想定の範囲内ではありますが、エサ取りもまったく見えません。エサも残って帰ってきます。「これでもかっ」というくらい流してみました。すると、ウキが微妙にシモっていましたので、念のためあわせると、少し重さがありますが、まったく動いている気配がありません。(あー、これはあの方に違いない・・・)。
やはり、予想通りのガシラ君でした。20cmほどあります。とりあえず磯での初釣果ということで。ただ、ガシラが釣れたということは、底までエサが届いた=他の魚が途中にいない・・・という悪いサインかもしれません。しばらくして、再び・・・
ガシラ。今度は堤防サイズ。
そして、さらに・・・
ガシラ・・・おまけにまたまた堤防サイズ。
ガシラしか釣れません。せめてウキがスコーンと入って釣れたならいいんですけど、(ん~、なんかあたってるんとちゃうん・・・)という感じで釣れてくるので、いまいちおもしろくありません。おまけにコマセもそろそろ少なくなってきました。このままではどうもいけません。
そこで、仕掛けでも変えてみようと思い、仕掛け作り。・・・と、ここで磯の基本を忘れていました。波の来る方に背を向けて仕掛けを作りなおしていたんです。この磯はそれほど高くありません。しかも夕方に満潮になる予定だったので、水位がかなり高くなってきていました。そうです・・・
バッシャーン・・・・
背後から膝くらいまでの波を被り、バッカンが流され、倒れてしまいました。コマセは水浸しです。波はそれほど大きくなかったので、バッカンは押さえて何とか留まりました。もうこのコマセは使えそうにありません。本日は終了か・・・。
・・・つづく。
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